会社やチームでプロジェクトを進めれば上手くいかないこと、不満に思うことは日々出てくると思います。
その時に大事なのは「こうしたいというコト」を言うこと。
自分が思っていること、感じていることは自分にしか認識が出来ないので、表現をしないと状況は変わりません。
そこで「自分の不満」を表現する必要があります。
自分の不満を言うときにはコトに焦点を当てる
自分の不満を言うときに大切なのは「コト」にのみ焦点を当てること。
言葉には影響範囲があり、不満の影響範囲に「ヒト」が入ってしまうと「ヒトに不満を言う」ことになってしまいます。
組織やチームは「一人のヒト」と同じもの。
組織でやっている以上、一心同体ですので「ヒトを攻撃」すれば「自分自身を攻撃する」のと同じ意味を持ちます。
だから、不満を言うときは「コト」に焦点を当てます。
自分が忙しくて時間が無いのであれば、それを生じている「コト」があります。
それは、大量の書類を整理しなければならなかったり、電話応対の数が多かったりと理由は色々とあります。
その時に「電話対応の数が多くて忙しい」という不満をチームに共有すればいいです。
ここで「電話応対が遅いから」など、「ヒト」が入ってくるような不満の言い方をすると、不満の循環がヒトの間で始まり最悪収拾がつきません。
でも「コト」だけにスポットライトを当てれば「みんなでこのコトにどうやって取り組むか」という視点に変わり「チームで解決」できるようになります。
チームの不満はチームで解決する
不満があるなら一人で抱え込まずに周りに言うことが大切で「トラブルになるかも」と思うのは不満を「ヒト」に当てるから。
コトに焦点を当てて不満を言いチームで解決すれば、驚くほど簡単に解決したりします。
僕がチームを見ているときには「誰が悪いというわけでは無く、このコトを皆で解決したい」と言いつつ空気をつくったりしながら「問題になっているのはコトでありヒトでは無い」という意識を浸透させたりしています。
不満はヒトではなくコトに言えば、チームで解決できる流れになる
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