「自分」という言葉から「自分を生きる」

本当の自分を生きるという言葉がこれから更に強く言われる時代になり、それぞれがそれぞれの捉え方で自分を生きようとしています。

目次

自分とは「自から分かれた」もの

「自」には「おのずから」「みずから」と2つの読みがありますが、どのように捉えるかで意味が変わります。

「おのずから」は自然に分かれたもの「みずから」は私が意識的にわかれたもの。
昭和、平成を生き抜いてきた人の多くは「みずから」の意識で捉えていると思います。

みずからは自分が個として確立していくのに必要な意識で、これまで生き抜くのに必要でした。
ただ、ここには分断の意識があるため、大きなところでも区分けやカテゴライズ、そして細分化を求められる世界で、最終的には「何かの枠」が無いと生きていけないような世界になりました。

ですが、今分断された自分の時代は終わり、調和にある自分の時代がやってきています。

人間も自然であるという意識が始まり

元々人間も自然の一部で「おのずから」分かれた存在。
自然体で生きるとは「おのずから」動く状態に生きるということでもあります。

自然やそこにある動物は思考せず、感じるままに「おのずから」動いています。
それでいて、自然は分断されておらず調和していて、何も不自然なことはありません。

これを人間に当てはめると「考えず、感じるままに生かされている状態」を「自分を生きる」「自分に生かされている」という状態です。
ここからは自然な流れが大きく強くなって「おのずから」生きる流れがやってきています。

そもそも、「みずから」という自分では生きていけないのは、臓器や血液のことを考えるとわかります。
臓器も血液も自分の意思ではコントロールできません。

今の時代「自分を生きる」においてはまず「自然から分かれた生かされている状態」であるということ。
「自分みずから」という意識では本来、太刀打ちできない大きな流れにあるということへの氣づきが第一歩になります。

これから「本当の私を生きる」時代が始まる

本当の私とは「自然から分かれた私」であり、5感で感じている自分ではなく、自然そのものである自分のことです。
この世界は「見えない世界」が原因としてあり、結果として「見える世界」で体感するようになっています。

今までは結果に対してアプローチをしたら、結果がよくなっていったように感じていましたが、それは幻想で原因である意識の変化が「本当の私を生きる」上で必要になります。

目の前に起きたことは結果であり、過去。
その結果を元に行動しても「見えない側の意識」を変えない限り現実は変わりません。

そして「みずから」思考して行動しても根本の意識が変わらなければ、結果は繰り返し「おのずから」出てくる感覚で動かないと進まなくなります。

考えて「みずから」動けるテンポでは無く、「おのずから」動いたときに合うテンポが自然のリズム。
そこにあるというのが、本当の意味での「自分」を生きるということになります。

自然には「今」しかない

時間や空間は思考の産物。
自然は思考しないので「時間という概念はなく、今しかありません」

自分を生きるということは「今をおのずと生きる」ということ。
思考が入れば「不自然」になり「本当の私の意志」に真っ直ぐとはいかず、回り道になってしまいます。
そうしている間にも自然は変化していくので、それは停滞もしくは後退しているように感じることになります。

ただ、ここでは「停滞、後退している」と捉えるのでは無く「変化に合っていない」と捉えるのが自然的。
「変化に合う」というのは「間に合う」つまり、自然のリズムに合っている状態で、そのためにはやはり「おのずから動いている状態」である必要があります。

人は知らず知らずのうちに「膨大な意識」に影響されて生きているので、この「おのずから」の状態を掴むには「自分の中にある違和感や嫌悪感、幸福感や喜び」を常に意識し「何にも引っかからない喜びにあり続ける」が重要です。

進む方向の信号が常に青信号になっているか、電車が1秒もズレずにあるか、時計を確認しなくてもやりたいことをやりたいタイミングで出来ているか、約束にズレが生じていないか、本当に食べたいものをお腹の具合ちょうどで食べ良ているか等、もの凄く繊細に「今、一番やりたいことを妥協無くやれているか」を自分の感覚に聞きながら生きて「おのずと生きて、何も引っかからない」を続けられたときに「自分を生きる」「自分を生かされている」という状態になります。

そして、その状態があるということを知り、そうあり続けるところが「青」であり、喜びに溢れ続ける幸福の世界になります。


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青に関することはLINEから

この記事を書いた人

青が仕事の青師。
生まれた時から青が好きで、青い財布に変えたことがキッカケで海外起業することになり、その話がYahoo!ニュースになる。
その後「青好き」でGoogle検索1位になり、2016年には青の航空会社であるANAから仕事を受けました。

事業や人生の相談を1,000件以上受ける中で、自分の人生そのものが「青」であり、「青」という状態であれば、全てが上手くいくことを実感。

30職種以上の経験と目に見えない感覚を元に「青」で関わることで、会社の業績が半年で3倍になったり、人生が「やりたい」だけで生きていけるようになったりと、奇跡のような状態が続くように。

青の人と、青いモノをもって、青い場所に行くライフスタイルで「青に生きれば上手くいく」を伝えつづける、誰よりも「青」でありたい青の人です。

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